薬物所持の現行犯逮捕

かなり前の事件ですが、薬物所持で現行犯逮捕された被疑者の起訴前弁護を担当したことがありました。薬物所持の現行犯逮捕ですから、通常は確実に不起訴となる事件でした。しかし、被疑者から何度も具体的な事情を聞いて話の内容にブレがないか矛盾がないかを確かめるとともに、現行犯逮捕された現場に何度も同じ時間帯に歩き回るなどして被疑者の話を検証しました。
また、違法薬物を所持していたという客観的事実は確かでしたので、被疑者が違法薬物であることの認識があったのかが問題となってきます。そのような場合にはかなりきつい取り調べを受けますので、違法不当な取調がなされることのないように、日弁連作成の「被疑者ノート」を差し入れて、毎日取調の内容、様子をできるだけ詳しく記載するように伝えるとともに、被疑者の主観的な認識を記憶に基づいて正確に供述するように、決して推測で供述したり捜査官の誘導に乗らないように連日接見して励まし続けました。弁護士は誰しも多数の事件を抱えているので、連日接見するには時として終電時間後に接見することも少なからずありました。10日間の勾留期間を経て勾留延長されて後半になると、さすがに被疑者には疲労困憊している様子がハッキリと見て取れまし。しかし、その様子を見れば見るほど接見を何としてでも毎日続けて励まさないとダメだとの思いから、連日仕事で遅くなっても接見を続けたのです。そして、勾留期限を迎えることになるのですが、起訴は避けられないと思っていたところ、不起訴処分となり、自宅に戻ることができました。この事件は最後まであきらめずに接見しつづけて励まし続けたことが不起訴処分に繋がったと受け止めています。同時に、いかに起訴前弁護が重要であるかが身にしみて分かりました。最初から事案を見て難しいと思って接見などの起訴前弁護活動をほどほどにすましていたら、不起訴処分を獲得できなかったと思っています。
勾留期限のギリギリまであきらめずに、被疑者を励まし続けることは、シンプルではありますが、起訴前弁護の基本だと思います。

他方で、被疑者が被疑事実を認めている情状事件では、被疑者に対してすべてを正直に捜査機関に供述するように進めることが情状弁護としては重要だと考えています。本人が被疑事実を認めて真摯に反省した場合には最初の勾留期限で起訴されることが多く、起訴後の保釈申請が速やかに許可され、自宅に戻ることができ、また、職場復帰も容易になるというのが刑事弁護に携わっているものの実感です(私見に過ぎないかもしれませんが)。

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